************************************************************************** * * * GA−DPC II/GA−DVL II * * Windows95ディスプレイドライバ * * * * Copyright (C) 1995-96 I-O DATA DEVICE,INC. * * * ************************************************************************** ●概要 このディスプレイドライバは アイ・オー・データ製グラフィックアクセラレータ ボード GA-DPC II,GA-DVL II で動作します。 1.サポート解像度と色数 << GA-DPC II,GA-DVL II >> 640x480 256色/ハイカラー/フルカラー 800x600 256色/ハイカラー/フルカラー 1024x768 256色/ハイカラー 1280x1024 256色 2.対応OS Windows95 3.対応パソコン Windows95 が動作する PC-AT互換機 4.ファイルの内容 ALPINE DRV ディスプレイドライバ ALPCTRL EXE ディスプレイエフェクト95 ALPCTLIB DLL ディスプレイエフェクト95 ライブラリ ALPCTRL HLP ディスプレイエフェクト95 ヘルプ ALPCTRL INI ディスプレイエフェクト95 INIファイル ALPUTIL DLL アクセラユーティリティ ライブラリ ALPUTIL HLP アクセラユーティリティ ヘルプ ALPINE INF インスト−ル情報ファイル ALPMMIO VXD MMIOアドレス設定VXD DDALPI32 DLL DirectDraw HAL README TXT このファイル ●セットアップ方法 Windows95を起動します。 デスクトップ上でマウスを右クリックして、メニュ−を表示します。 メニュ−の一番下の「プロパティ」をクリックします。 「画面のプロパティ」ウィンドウが表示されるので、その中の「ディスプレイの詳細」 を選択します。 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの「ディスプレイの変更」ボタンをクリッ クします。 「アダプタの種類」ダイアログボックスに、現在使用中のドライバ情報が表示さ れます。ここで「変更」ボタンをクリックします。 「デバイスの選択」ダイアログボックスで「ディスク使用」ボタンをクリックして、 「配布ファイルのコピー元」の所に、このファイルがあるディレクトリのパス A:\WIN95 を入力して「OK」ボタンをクリックします。 「デバイスの選択」ダイアログボックスのモデル一覧の中から GA-DPC IIなら "GA-DPC II" GA-DVL IIなら "GA-DVL II" を選択して「OK」ボタンをクリックします。 ファイルのコピ−を開始します。 「ディスプレイの変更」ダイアログボックスの「閉じる」ボタンをクリックします。 「ディスプレイの詳細」ダイアログボックスの中で、希望の色数や解像度を設定します。 「画面のプロパティ」ウィンドウの「更新」ボタンをクリックします。 ドライバの設定を有効にするため Windows95 を再起動させます。 ●解像度、色数の設定について 「画面のプロパティ」のアクセラユーティリティを使用してください。 ディスプレイエフェクトの起動も、アクセラユーティリティで行えます。 使い方については、取扱説明書を参照してください。 ●SYSTEM.INIについて SYSTEM.INIの[IODATA_GA]セクションの説明 (英語のスペルの大文字・小文字の区別はありません。) Resolution=xx 解像度の番号の指定 0 640x480 Ni 1 640x480 NiFF 2 Reserved 3 Reserved 4 800x600 Ni(56) 5 800x600 Ni 6 800x600 NiFF 7 Reserved 8 1024x768 i 9 1024x768 Ni 10 1024x768 NiFF 11 Reserved 12 1280x1024 i 13 1280x1024 Ni 14 1280x1024 NiFF BigScreen=1/0 ビッグスクリーンのサポート 1 サポ−トする 0 サポ−トしない MCLK=+x/-x メモリクロック(MCLK)の周波数補正で符号付 16進数1桁の数値で指定する MCLKを上げると描画が速くなりますが、上げ すぎると、画面にゴミが出たり、暴走の原因 になります。パソコン本体によっても上限値 は変わります。 Rectangle=Yes/No Rectangleのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない Polygon=Yes/No Polygonのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない Ellipse=Yes/No Ellipseのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない RoundRect=Yes/No RoundRectのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない ArcChordPie=Yes/No Arc,Chord,Pieのサポート Yes サポ−トする (デフォルト) No サポ−トしない ●注意事項 ・描画速度について マウスポインタがアニメーションやカラーカーソルになっていると、画面の 描画速度が1〜3割ぐらい落ちます。 少しでも高速にしたい場合は、コントロールパネルの「マウス」を起動して、 「マウスのプロパティ」ダイアログの「ポインタ」で "Windowsスタンダード"に、また 「動作」で"ポインタの軌跡"を表示しないように設定にしてください。 またタスクバーのプロパティでタスクバーを常に手前にしない設定にしてください。 ・設定したディスプレイドライバでWindows95が起動しない場合 まずコントロールパネルの「システム」を起動してください。 そして「デバイス マネージャ」の「ディスプレイ アダプタ」をツリー表示してください。 そこで使用するモデルを選び「プロパティ(R)」を押すとそのモデルのプロパティが表示 されます。「情報」の中の「デバイスの使用」の "Original Configuration (使用中)" のチェックボックスに印が付いていなければ、付けてください。 また「ディスプレイ アダプタ」のツリー表示で他のモデルがある場合は、それぞれ同じ ように進め、今度はチェックボックスに印が付いていれば、外してください。 その後 Windows95を再起動してください。 ・QuickTime for Windows 2.0の設定によっては、動画がうまく表示されないこ とがあります。この場合は、Windowsのディレクトリの QTW.INIファイル中に ある [Video]セクションの "Optimize=Hardware" を以下のようにエディタ等 で書き換えてください。 QTW.INIファイル [Video] Optimize=Driver ・GA-DVL IIを使用する場合 一部のVLバス搭載パソコンでは、VLバス上の64MB以上のアドレス空間を デコードしていないものがあります。このようなパソコンでは動作しません。 この場合、Windows95に標準添付の"Cirrus Logic 5429/30/34"ドライバを お使いください。 ・DirectDraw対応アプリケーション実行するには、Windows95のSystemディレクトリに "DDRAW.DLL"と"DDRAW16.DLL"がなければいけません。 また、DirectDraw対応アプリケーション実行後、描画速度が遅くなることがあ ります。この場合は、Windows95を再起動してください。